糸の知識

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カーテンの役割はファッション性も勿論大事ですが、いくつかの機能的な役割もあります。
それらもカーテン選びをする時の大事な要素です。 基本だけでもチョット知っておくと、お買い物上手になれます。

カーテンの役割

チョット知っておくとカーテンだけでなく、織物に対する見方が変わります。
洋服選びのお手伝いになるかも知れません。



    ワンポイントアドバイスパート 1
 
糸は、大きく分けて、天然繊維と化学繊維とに分けられます。
それぞれの特性をご紹介しますが、最近の傾向としては、カーテンに使用されるものは、
取り扱いの容易なポリエステルが、主流になってきています。
それと言うのも 特に形状記憶(真空釜で強制的にウエーブ加工をする。
また形態安定 熱処理をしてキレイなウエーブを付ける。)
が標準的な仕様になると、一番安定的に効果があるのが、
ポリエステル繊維だからです。
それはそれで良いのですが、カーテンの表情がどうしても、同じ顔になりがちです。 
下に代表的な繊維の特性をあげます。
ポリエステル繊維の表情も技術の進歩で豊かにはなりましたが、
やはり各々の特性を超えることは難しいようです。
そこであえて繊維特性のデメリットもお知らせして、
より豊なファブリックスライフをお楽しみいただくお手伝いになればとおもいます。

カーテンに使用される主な繊維素材
メリット デメリット 耐候性
紫外線による変化
レーヨン 染織性がよい、他の繊維とよく馴染む、ドレープ性が良い。 寸法安定性に欠ける、シワが生じ易い。 やや低下
ナイロン 丈夫、染色性よい、ヒートセット性あり、シワにならない、
弾力性あり、磨耗に強い。
虫、カビ、薬品に弱い、吸湿性がない、太陽光に弱い 低下する
アクリル ウールタッチ、軽い、暖かい、シワになりにくい、染色性が
良い、丈夫、虫、カビ、薬品に強い。
帯電性とピリング(毛玉)がある。 低下しない
ポリエステル 丈夫、染色性よい、ヒートセット性あり、虫、カビ,薬品に強い、
寸法安定性あり、磨耗に強い、太陽光にも強い、
シワになりにくい。
汚れが落ちにくく、帯電性とピリング性がある。 ほとんど
低下しない
綿 丈夫、染色性が良い。洗濯に強く、乾燥が早い。 太陽光に黄変、伸長性が無く縮み易いシワになり易い。
カビが発生し易い。
低下する
丈夫、吸湿性・放散性に優れる。 シワ、縮み易い 低下しない
暖かい、タッチよい、通気性がある。 虫害をうけ易い、寸法安定性が低い あまり
低下しない
美しい光沢、風合い、染色性がよい。 虫に弱い 著しく低下

       ワンポイントアドバイス パート 2
ソフトウエーブでは、ポリエステル100%のものが量的には多く展示してありますが、
他の素材も多くあります。
例えばプリントのデザインの良いものは綿100%ですし、高級品には絹や、レーヨン、麻を
混紡した見本も展示してあります。
見ていただくと良く分かりますが、カーテンが自己主張して独特の雰囲気を醸しだしています。 
ソフトウエーブでは展示する基本基準をドライクリーニング可
タテ収縮率が1%未満の商品にしています。
綿100%の優れもの。
北欧ブームの火付け役スエーデンの「ボロス社」のカーテンです。じつはボロス社はデザインで有名ですが、元々は綿生地の織り元なんです。プリントの技術もすぐれています。ソフトウエーブで取り扱いをしていますが、他の綿商品より退色、収縮も少なく人気商品です。
       ワンポイントアドバイス パート 3
輸入品はとくに洗濯時の収縮率が水洗い、ドライクリーニング共に大きいものが多くあります。
それはカーテン(生地)に対する考え方が日本と異なり、収縮するのが当たり前
と言う考え方もあるのです。
とくにヨーロッパでは掃出しのカーテンは床に引きずってつくることもあるくらいです。
(天井からカーテンを吊ると約2.4メートル 収縮率3%で7.2cm縮みます。5%だと12cm 
掛けると大ショック?



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